動物からヒトを見る

2019年05月11日(土)
4限(14:45〜16:15)

開催回: 8回
受講料: 30,000円(税込)
学 期 春学期 講座番号 10005
教 室 南館2B33
形 式 レクチャー形式
キーワード 実験心理学、神経科学、動物行動学、比較認知科学、行動薬理学
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考

講座概要

ヒトのことはヒトだけを研究していれば分かるものではありません。動物と比較することによって初めて理解できることもあります。この講座では動物との比較研究によって、様々な心の活動の進化的基盤を考えます。テーマとしては、美、道徳、知性、言語などを扱います。また脳の進化と心の進化についても考えてみたいと思います。講座の最後では、これからの動物との共生を議論したいと思います。

修了条件

8コマ中、6コマ以上の出席かつ担当教員による判定(注:1コマ(90 分)×8 回と2コマ(180 分)×4 回の講座があります。)

講師紹介
慶應義塾大学 文学部 名誉教授 渡辺 茂
慶應義塾大学出身、名誉教授。ドイツ、フランス、英国、オーストリー、米国、ブラジル、フィリッピンなどで研究・教育に携わる。1995年「モネとピカソを見分けるハト」でイグ・ノーベル賞(心理学分野)受賞。現在はウナギの研究に取り組んでいる。
スケジュール
日 時 内 容
2019年05月11日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:心理学って何だろう
説明:巷でいう「心理学」と大学で研究されている「心理学」の間には乖離があります。この講義では学問としての心理学の流れと現在の姿を紹介します
2019年05月18日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:動物の心を探るには
説明:言葉を話せない動物の心を知るための先人たちの苦労を振り返り、どのようにすれば正しく動物の考えていることがわかるのかを概説します
2019年05月25日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:動物から見た美の起源
説明:美やアートはヒト固有のものとも考えられます。動物研究から見た美の進化的基盤を考えます
2019年06月01日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:動物から見た道徳の起源
説明:道徳もまたヒト固有と考えられます。動物にも道徳に似たものがあるのか、またそれはどのような機能を持つのかを探ります
2019年06月15日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:脳から見たヒト
説明:ヒトが特別なのはヒトが特別な脳を持っているからでしょうか。脳の進化からヒトを考えます
2019年06月22日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:ヒトは本当に頭がいいのか
説明:ヒトは動物の中で一番頭がいいと思われています。本当でしょうか?知能の進化を考えます
2019年06月29日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:言語の起源
説明:動物にはなくて人にはあるものとして言語が指摘されています。言語はあるときに降って湧いたようにヒトに備わった機能なのでしょうか。動物は言語に似たものを持っているのでしょうか
2019年07月06日(土)4限(14:45〜16:15) 主題:動物との共生
説明:わたしたちは動物を殺して食べています。一方でペットを家族の一員として接しています。これからの動物との付き合い方を考えて見ます。

受講のお申込み
開催回:8回 受講料:30,000円(税込)