文章表現――エッセー・小説・詩の創作

2019年05月11日(土)
3限(13:00〜14:30)

開催回: 8回
受講料: 100,000円(税込)
学 期 春学期 講座番号 20003
教 室 南館2B33
形 式 ゼミ形式
キーワード 現代詩、エッセー、創作、文章表現、文章の書き方、小説、短編、近現代文学
備 考 春学期と秋学期の内容は異なります。通年でご受講いただいても、半期のみご受講いただいても問題ございません。

講座概要

・黒川 英市(1回目〜4回目) 文章は才能ではなく技術で書く。そのために必要なテクニックを理論と実践、読むことと書くことから学んでいきます。 プロとアマチュアの文章の区別、文章の「抑制」と「省略」、「行間」の意味。普段の生活だとなかなか意識しない言葉の選択、使い分けなどを学び、自身の文章表現に活用することができるようになると、書くことの楽しみや喜びが増えるようになります。 雑誌『三田文学』内、会員エッセイコーナー「ろばの耳」に掲載できることをひとつの目標にしながら、前半の4回の講義を一緒に勉強していきましょう。 ・岡 英里奈(5回目〜8回目) 詩を読み、書くことに対して親しみを持つ。詩に限らず小説でもエッセーでもそうですが、正しい読み方はありません。ひとつの文章に対する多くの解釈・とらえ方を知ることで、表現のもつ自由さや「読む」が「書く」と同様に創作にもなることを楽しんでみましょう。また、季刊『三田文學』の投稿欄「ろばの耳」への掲載を目標とした1000字程度のエッセーの書き方も引き続き、継続してお伝えいたします。 ・詩を書いている方はお送りいただけましたら、感想を次回の講座の際にお伝えいたします。メールアドレスは1回目の講座の際にご連絡いたします。  ・講義内容は詩を中心に記していますが、小説・エッセーの書き方についても講義を通して触れていきます。

修了条件

8コマ中、6コマ以上の出席かつ担当教員による判定(注:1コマ(90 分)×8 回と2コマ(180 分)×4 回の講座があります。)

講師紹介
三田文学編集部 渉外広報担当主任 黒川 英市
1979年東京生まれ、慶應義塾大学経済学部卒。 出版社勤務を経て、現在、東京工芸大学芸術学部講師。三田文学編集部勤務。 小説「リンガの彼方」で第二十三回三田文学新人賞奨励賞受賞。「ディーピカ」(「三田文学」133号)、「座談会 アジア放浪から見えるもの」(「三田文学」131号)等。
三田文學 編集室主任 岡 英里奈
大阪府生まれ。小説家、文芸評論家、詩人。慶應義塾大学文学部国文学専攻卒業。2016年、小説「カラー・オブ・ザ・ワールド」で第22回三田文学新人賞佳作受賞。演劇・ポエトリーリーディングの分野でも活動中。 2017年4月より『三田文學』の事務主任。
スケジュール
日 時 内 容
2019年05月11日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:「日本語の特性」を知る 60字作文
説明:私たちが普段意識せずに使っている日本語には、他言語にはない特性がいくつもあります。その特性を知ってうまく使いこなすことが、書くことの技術に繋がります。
2019年05月18日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:「行間」とは何か 60字作文の講評
説明:よく耳にする「行間」とはいったい何なのでしょう。夏目漱石の「坊つちゃん」を読みながら、「行間」について考えます。
2019年05月25日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:文章の「書きだし」 200字作文
説明:サラサラっと書き出せることもあれば、悩んだ挙句一行も書けないこともある。いくつかの小説の冒頭を読みながら、効果的な「書き出し」考えます。
2019年06月01日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:「日本語の特性」を生かした短編 200字作文講評
説明:「日本語の特性」をよく知っていた作家に志賀直哉が挙げられます。短編「城の崎にて」を読みながら、「日本語の特性」を復習し、使い方を考えます。
2019年06月15日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:自分のルーツを知る
説明:印象に残っているもの、好きなものを分析し、自分らしい表現のルーツを知ります。
2019年06月22日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:詩を読む
説明:様々な現代詩を読んでいただき、感想を発表していただきます。人によって言葉の響き方が異なることを楽しみます。
2019年06月29日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:イメージを膨らませて読む/書く
説明:例えば、一つの音を聴いて浮かぶ情景は様々です。音や写真から生まれるあなただけの言葉を探っていきます。
2019年07月06日(土)3限(13:00〜14:30) 主題:詩をつくる
説明:実際に詩をつくってきていただき、発表していただきます。解釈を自由に話し合えればと思います。

受講のお申込み
開催回:8回 受講料:100,000円(税込)