頑張る日本の中小企業〜発展への新たな期待〜

2019年05月11日(土)
5限(16:30〜18:00)

開催回: 8回
受講料: 30,000円(税込)
学 期 春学期 講座番号 10010
教 室 南館2B32
形 式 レクチャー形式
キーワード 中小企業の発展性、場面情報、企業家活動、中小企業の問題性、寡占大企業、複眼的中小企業論、代表的発展中小企業
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考 本講座の元になっているのは、拙著『複眼的中小企業論〜中小企業は発展性と問題性の統一物〜改訂版』(同友館 2018)である。ご参照いただければ幸いである。

講座概要

1990年代以降、大企業は日本経済をリードする力を失った。中小企業も国内市場の縮小、人材難など多大な困難に見舞われているが、企業家活動を活発化させ、革新を進めている企業もある。本講座では「中小企業は発展性と問題性の統一物」という視点に立ち、中小企業が大企業にない固有の不利に直面しつつも経営体質を高度化してきたことを、戦後の経済史の中で具体的に述べ、それを通じ、現在の中小企業発展の到達点、日本経済再生のため中小企業に期待される役割を明らかにする。受講者が中小企業の発展性や役割が思っていた以上のものであることを認識していただくのが本講座の狙いである。

修了条件

8コマ中、6コマ以上の出席かつ担当教員による判定(注:1コマ(90 分)×8 回と2コマ(180 分)×4 回の講座があります。)

講師紹介
アジア中小企業協力機構理事長(元嘉悦大学教授) 黒瀬 直宏
略歴:1944年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。元専修大学商学部教授・元嘉悦大学ビジネス創造学部教授。特定非営利活動法人アジア中小企業協力機構理事長。国際アジア共同体学会理事長。博士(経済学)。 専門:中小企業論(理論、歴史)、中小企業政策論、アジア中小企業論。中小企業の取材に基づく理論構築を得意としている。 主な業績:『複眼的中小企業論〜中小企業は発展性と問題性の統一物〜改訂版』(同友館 2018年)、『独立中小企業を目指そう』(同友館 2015年)『中小企業政策』(日本経済評論社 2006年)『中小企業政策の総括と提言』(同友館 1997年)
スケジュール
日 時 内 容
2019年05月11日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:中小企業独自の発展要因
説明:中小企業が発展しうるのは、企業家活動に関し大企業にない有利性があるから。
2019年05月18日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:中小企業の発展を阻むもの
説明:大企業の市場管理行動が中小企業問題を引き起こし、中小企業発展の壁となる。
2019年05月25日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:中小企業は発展性と問題性の統一物
説明:中小企業の発展性と問題性を統一理解する=階層秩序における「境界制御の原理」
2019年06月01日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:戦後復興期の中小企業
説明:大企業体制の復活による中小企業問題と一部における中小企業の発展
2019年06月15日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:高度成長期の中小企業
説明:中小企業問題の緩和と量産型中小企業・高能力型零細企業の出現
2019年06月22日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:減速経済期の中小企業
説明:中小企業問題の悪化の一方企業家活動の活発化、開発志向型中小企業の出現
2019年06月29日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:長期停滞期の中小企業
説明:中小企業問題の未曽有の悪化と中小企業の新たな挑戦
2019年07月06日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:中小企業に期待される新たな役割
説明:中小企業の発展が経済の形を変え、市場経済の民主化・人間化を推進する

受講のお申込み
開催回:8回 受講料:30,000円(税込)