頑張る日本の中小企業〜独立中小企業への経営戦略〜

2019年09月28日(土)
5限(16:30〜18:00)

開催回: 8回
受講料: 30,000円(税込)
学 期 秋学期 講座番号 10018
教 室 南館2B32
形 式 レクチャー形式
キーワード 独立中小企業、つぶやきを聞き取る、経験技術、場面情報、情報共有的組織運営
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考 ※休講となりました10月12日(土)の講義の補講日は、11月30日(土)4限に決定いたしました。/本講座の元になっているのは、拙著『複眼的中小企業論〜中小企業は発展性と問題性の統一物〜改訂版』(同友館 2018)、『独立中小企業をめざそう』(同友館 2015) である。ご参照いただければ幸いである。

講座概要

かつてのように大企業に市場を依存できず、アジア企業との激しい価格競争に巻き込まれている中小企業の課題は、「自分の仕事は自分で創り出し、正当な価格を貫く」独立中小企業へ革新することである。そのための経営戦略を次の3つ分けて考える。第1は、どのような市場を自己の事業分野にするかに関する戦略、第2は、その分野でいかに市場を開発するかに関する戦略、第3は、以上の戦略を実施するのに必要な組織・人材に関する戦略である。講義はこれらの戦略に成功している中小企業の実例を多用し、受講者が中小企業の革新努力を具体的に感じられるようにする。

修了条件

・8コマ中、6コマ以上の出席かつ担当教員による判定(注:1コマ(90 分)×8 回と2コマ(180 分)×4 回の講座があります。)

講師紹介
アジア中小企業協力機構理事長(元嘉悦大学教授) 黒瀬 直宏
略歴:1944年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒、東京都立大学大学院社会科学研究科修士課程修了。元専修大学商学部教授・元嘉悦大学ビジネス創造学部教授。特定非営利活動法人アジア中小企業協力機構理事長。国際アジア共同体学会理事長。博士(経済学)。 専門:中小企業論(理論、歴史)、中小企業政策論、アジア中小企業論。中小企業の取材に基づく理論構築を得意としている。 主な業績:『複眼的中小企業論〜中小企業は発展性と問題性の統一物〜改訂版』(同友館 2018年)、『独立中小企業を目指そう』(同友館 2015年)『中小企業政策』(日本経済評論社 2006年)『中小企業政策の総括と提言』(同友館 1997年)
スケジュール
日 時 内 容
2019年09月28日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:なぜ、独立中小企業か
説明:技術的には大企業から自立した中小企業の課題は市場面でも自立すること
2019年10月05日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:事業分野に関する戦略
説明:発展している中小企業は必ず事業分野を明確に定義、それは反大量生産型高付加価値分野
2019年10月19日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:市場開発に関する戦略(マーケティング)
説明:「市場のつぶやき」を聞き取り、有力関係者を見方につけるワン・トゥ・ワン・マーケティングが重要
2019年11月02日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:市場開発に関する戦略(技術、海外)
説明:・「経験技術」、現場主義が独自技術の鍵。・差別化が海外市場も開拓
2019年11月09日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:組織・人材に関する戦略
説明:・情報共有的組織運営と経営パートナー主義が、情報発見活動を活発化し、働き甲斐を高める。・海外人材の重要性
2019年11月16日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:情報発見に関する中小企業の有利性
説明:情報発見に関しては中小規模の経済性があり、中小企業はこれにより独自市場を開発、独立中小企業へと発展する。
2019年11月30日(土)5限(14:45〜16:15) ※4限(14:45〜16:15)の講義となります。
主題:「場面情報」の重要性
説明:「市場のつぶやき」「経験技術」の本質は「場面情報」、AIは「場面情報」を発見できない。
2019年11月30日(土)5限(16:30〜18:00) 主題:アジア中小企業の共生を考える
説明:日本の中小企業は市場と人材をアジアに求め、アジアの中小企業は日本の中小企業への期待を高めている。

受講のお申込み
開催回:8回 受講料:30,000円(税込)