2020年10月31日(土) |
2限(10:45〜12:15) |
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開催回: |
4回 |
受講料: |
15,000円(税込) |
学 期 |
秋学期後半 |
講座番号 |
20125 |
教 室 |
オンライン講座 |
形 式 |
レクチャー形式 |
キーワード |
メディア&エンタテイメント、コンテンツビジネス、地上波放送、衛星放送、有料放送、若者のテレビ離れ、ネット系配信サービス(OTT)、VOD(video-on-demand)、GAFAとBATH、放送法改正、放送と通信の融合、4K8K、米国巨大メディア(デイズニー、ワーナー、コムキャスト等)、ハリウッド、映画、ドラマ、スポーツ、音楽、アニメ、権利ビジネス、著作権、5G |
残席数 |
○ ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席 |
備 考 |
・1回(90分)、全4回の講座です。・講師の都合により、11月28日の講義を12月5日に振替えます。・2019年度開講の講座名と同一ですが、講義内容は一部異なります。 |
コンテンツとは様々なメディアを介して流通する「中身」の事。「中身」は映画、ドラマ、音楽、スポーツ、アニメから古典芸能まで多種多様。これらコンテンツが地上放送、衛星放送、ケーブルTV、インターネットなどのメディアを通じて視聴者に届けられ、コンテンツごとにビジネスが成立している。この講座では2つの軸をベースに現状と未来を検証する。第1の軸は、それぞれのメディアであり、第2の軸は、それぞれの映像コンテンツである。第1の軸では、地上波、衛星放送、ケーブルTV、ネット配信系を中心に(1)現状のビジネスモデル、(2)抱える課題、(3)メディア先進国のアメリカとの比較、(4)デジタル革命の中における生き残り策について見ていきたい。第2の軸では、映画、ドラマ、音楽、スポーツ、アニメ、ライブを中心にそれぞれの分野ごとに(1)ー(4)を検証する。更に、今後このコンテンツビジネスに海外のGAFAやBATHと呼ばれる勢力がいかなる影響を及ぼすかの予測も試みたい。
全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定
慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 非常勤講師・(株)IMAGICA GROUP 顧問
木戸 英晶
講師は元々伊藤忠商事出身で同社が推進してきた宇宙、衛星放送・通信、メディアビジネスの先駆者的存在。
伊藤忠時代に米国巨大メディア・タイムワーナーとの戦略提携を担当し米国にも長年駐在。帰国後は映画専門Chの
スターチャンネル副社長、アニメ専門のCartoonNetwork社長から総合衛星サービス会社・スカパーJSATの専務を経て、
大手広告代理店ADK(アサツーディ・ケイ)の取締役会議長を歴任(2018年4月に退任)するなど放送及びメディア&エンタメ
分野における草分け。現在は慶應義塾大学・大学院の非常勤講師の他に(株)IMAGICA GROUP顧問、(株)スピーディ顧問、(社)日本移植会議・理事など兼任。
日 時 |
内 容 |
2020年10月31日(土)2限(10:45〜12:15) |
主題:「世界定め」(どんなユニバースか?) 説明:メディア業界のプレーヤーは誰か?:初回はメディアビジネスの「世界定め」。「メディア」の業界で誰がどんなビジネスをしているのかを網羅的に解説。 |
2020年11月07日(土)2限(10:45〜12:15) |
主題:「テレビ」というメディアの現状 説明:競争が激化する映像ビジネスの現状:地上波、衛星放送、ケーブルテレビ、(YouTube/Dazn/NETFLIX/Amazon等々の)ネット系配信業者等の間の熾烈な競合の現状と将来。勝ち組と負け組は? |
2020年11月14日(土)2限(10:45〜12:15) |
主題:コンテンツビジネス:分野ごとの懐(ふところ)事情 説明:映画産業、ドラマ、スポーツ、音楽、アニメ、その他コンテンツ。。。それぞれの現状と将来性の検証 |
2020年12月05日(土)2限(10:45〜12:15) |
主題:(1)米国メディア産業の現状と日本との比較(2)総括 説明:(1)メディアビジネス日米比較:世界のメディアを支配・独占する米国のメガ・メディア・コンテンツビジネスの実態を解明。何が凄いのか?又、日本のメディアビジネスとの仕組みの違いを検証。(2)今まで講義の総括。(3)コロナによってメディアコンテンツビジネスがどう変わったか? |