イノベーションを生み出すためのビジネス(事業)理論-IoTで拓く日本企業の輝かしい未来

2020年09月26日(土)
2限(10:45〜12:15)

開催回: 4回
受講料: 15,000円(税込)
学 期 秋学期前半 講座番号 20117
教 室 調整中
形 式 レクチャー形式
キーワード IoT、テクノロジー・イノベーション、ビジネス・イノベーション、コトラー=ケラーの「顧客価値ヒエラルキー」、動機づけ理論、製品設計パラメータ、製品価値の三面構造モデル、コトラー=ケラーの「顧客の知覚価値」(CPV)、購買習慣の違いによる商品分類、顧客駆動価値、顧客消費価値、顧客効用価値、キム=モボルニュの「ブルー・オーシャン戦略」・「四つのアクション・マトリクス」・「バリュー・カーブ」
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考 ・1回(90分)、全4回の講座です。

講座概要

近年、通信情報技術によるテクノロジー(技術)イノベーションが、すさまじいスピードで進行中である。この技術イノベーションは、それに直接的に関わるITやエレクトロニクスなどの産業ばかりでなく、他の製造業やサービス業などの在り方も変革することになる。本講座では、技術イノベーションをビジネス(事業)イノベーションに転換するための、事業定義、変革マネジメント、方法論について学ぶ。幸いなことに、IoTは日本の伝統的な強みである「もったいない」をなくすための手段であり、また、IoTの基盤産業のすべてを有するのも日本だけである。日本企業がIoTを取り込むことによって、世界の持続可能社会の構築に大きく貢献することになる。まず一回目の講義では、現在進行中のAI・5G・4Kテレビなどの技術イノベーションについて概観する。次に、IoTの意義とそれを支える日本に存在する基盤資源について解説する。二回目の講義では、エーベルやコトラー=ケラーの概念を参考しながら、実践的な事業定義について解説する。自社の事業定義の概念がイノベーションを取り込む仕組みとなっていなければ、事業イノベーションは生まれない。第三回目の講義では、事業を営む仕組みであるビジネスモデルについて解説すると同時に、製品価値理論を説明する。製品価値の概念についてはコトラー=ケラーの「顧客の知覚価値」(CPV)しか存在しないが、本講義では製品価値を意味的側面・体験的側面・量的側面の三つによって構成される「製品価値の三面構造モデル」によって説明する。事業イノベーションでは、既存製品の「製品価値の三面構造モデル」を変革することになる。第四回目の講義では、ビジネス(事業)構造を変革することになる変革マネジメントの概要、ならびに、事業イノベーションを生起させる方法論について説明する。具体的な方法論としては、キム=モボルニュによる「四つのアクション・マトリクス」と「バリュー・カーブ」を学ぶ。

修了条件

全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

講師紹介
長坂アンド・アソシエイツ株式会社 長坂 敏史
ボストン・コンサルティング・グループで戦略コンサルティングに従事後、プライス・ウォーターハウス、クーパース・アンド・ライブランド、アンダーセン・コンサルティングで、パートナーとして経営に携わりながら、戦略を中心に多様な領域のコンサルティングを行う。クーパース・アンド・ライブランドのカナダ事務所では、日本企業の北米進出を支援する。長坂・アンド・アソシエイツ(株)の代表取締役としてコンサルティングに従事しながら、十文字女子学園大学社会情報学部ビジネス情報コースの教授として教鞭をとる。現在は同大学名誉教授。公認会計士McGill大学MBA
スケジュール
日 時 内 容
2020年09月26日(土)2限(10:45〜12:15) 主題:IoTは日本のチャンス
説明:近年のテクノロジー(技術)イノベーションの意味と企業に与えるインパクトを探る。IoTは日本企業に千載一遇のチャンスをもたらすことになる。
2020年10月03日(土)2限(10:45〜12:15) 主題:事業(ビジネス)の定義
説明:ビジネス(事業)イノベーションを起こすには事業の定義を変えることが必要になる。イノベーション生起が可能となるような事業定義とはいかなるものかについて理解する。
2020年10月10日(土)2限(10:45〜12:15) 主題:ビジネスモデルの構造
説明:事業はビジネスモデルによって営まれるが、ビジネスモデルの形成構造について理解する。ビジネスモデルに技術イノベーションを取り込み事業イノベーションに転換させる。
2020年10月17日(土)2限(10:45〜12:15) 主題:ビジネス・イノベーションの原理
説明:ビジネス(事業)理論に基づいてビジネス・イノベーションを生起させる仕組みを明らかにする。IoTを事業イノベーションに繋げることが企業の成功の鍵となる。

受講のお申込み
開催回:4回 受講料:15,000円(税込)