食と健康とビジネス

2020年10月31日(土)
3限(13:00〜14:30)

開催回: 4回
受講料: 15,000円(税込)
学 期 秋学期後半 講座番号 20130
教 室 調整中
形 式 レクチャー形式
キーワード 医食同源、機能性食品、腸内細菌、ビフィズス菌、フードテック、ヘルスケア
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考 ・1回(90分)、全4回の講座です。

講座概要

本講座は、「医食同源」をキーワードに、科学的根拠に基づく機能性食品やサプリメント、さらにはヘルスケアなど、健康寿命の延伸に向けた「健康科学」の様々な取り組みについて、4名の演者から最新の取り組みについて紹介する。「病気」を治療したり予防したりするのが「医学」だとすれば、「健康科学」は病気とまでは言えない「未病」の改善や、健康な人をもっと健康にするための学問分野である。 第一講では、2001年に開設された慶應義塾大学先端生命科学研究所(山形県鶴岡市)の19年間の沿革と、慶應鶴岡から誕生したバイオベンチャー6社を紹介する。2013年に東証マザーズに株式上場した「HMT社」や人工クモ糸の「Spiber社」などが、計500人の新規雇用を創出し、鶴岡市に年間約30億円の経済波及効果を生み出している。 第二講では、近年マスコミで注目されている「腸内細菌」について、食と健康との観点から解説し、慶應先端研の研究成果と2015年創業の「メタジェン社」の取り組みを紹介する。 第三講と第四講では、この分野の第一人者を産業界と学術界からそれぞれ招へいし、一般向けにわかりやすく解説する。

修了条件

全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

講師紹介
慶應義塾大学 先端生命科学研究所 所長/環境情報学部 教授(本講座コーディネーター) 冨田 勝
1957年東京生まれ。慶應義塾大学工学部卒業後、米カーネギーメロン大学コンピュータ科学部博士課程修了。その後、カーネギーメロン大学准教授、同大学自動翻訳研究所副所長。1990年より慶應義塾大学環境情報学部助教授、教授、学部長、慶應義塾評議員を歴任。米国立科学財団大統領奨励賞(1988)、文部科学大臣表彰科学技術賞(2007)、大学発ベンチャー表彰特別賞(2014)、第68回河北文化賞(2019)などを受賞。
慶應義塾大学 先端生命科学研究所 特任教授/潟<^ジェン 代表取締役社長CEO(本講座コーディネーター) 福田 真嗣
1977年茨城生まれ。2006年明治大学大学院農学研究科博士課程を修了後、理化学研究所基礎科学特別研究員などを経て、2019年より現職。文部科学大臣表彰若手科学者賞(2013)、文部科学省 科学技術・学術政策研究所「科学技術への顕著な貢献2015」など受賞。2015年に株式会社メタジェンを設立し代表取締役社長CEOに就任。著書に「もっとよくわかる!腸内細菌叢」(羊土社)。
スケジュール
日 時 内 容
2020年10月31日(土)3限(13:00〜14:30) 講師:冨田 勝(慶應義塾大学先端生命科学研究所・所長/環境情報学部・教授)
主題:慶應鶴岡キャンパスの最新成果紹介
説明:2001年に開設された慶應鶴岡キャンパスとそこから生まれた6社のバイオベンチャー企業を紹介する。
2020年11月07日(土)3限(13:00〜14:30) 講師:福田 真嗣(慶應義塾大学先端生命科学研究所・特任教授/潟<^ジェン・代表取締役社長CEO)
主題:腸内環境に基づく層別化医療・ヘルスケアがもたらす未来
説明:個々人で異なる腸内環境に基づいて適切な食や薬を提案する新規ヘルスケア産業への取り組み紹介
2020年11月14日(土)3限(13:00〜14:30) 講師:小田巻 俊孝(森永乳業滑礎研究所腸内フローラ研究グループ・グループ長)
主題:ポテンシャルの高いプロバイオティクスを求めて
説明:ヒトと相性の良いプロバイオティクスとは何かを探る
2020年11月28日(土)3限(13:00〜14:30) 講師:加藤 久典(東京大学大学院農学生命科学研究科・特任教授)
主題:ビッグデータが教える食と健康の新常識
説明:私たちが何を食べるかによって、体の中の遺伝子の働きや分子の量がダイナミックに変化する。こうした変化を網羅的に追跡することで、健康を維持・向上させるための「食」の常識が覆されてきている。

受講のお申込み
開催回:4回 受講料:15,000円(税込)