幸福経営学〜従業員と社会を幸せにする働き方とは!?〜

2020年11月14日(土)
3限〜4限(13:00〜16:15)

開催回: 4回
受講料: 15,000円(税込)
学 期 秋学期後半 講座番号 20129
教 室 調整中
形 式 レクチャー形式
キーワード 幸福学、システムデザイン・マネジメント学、イノベーション教育
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考 ・1回(90分)、全4回の講座です。

講座概要

初日には幸福学の基礎について、2回目には幸福経営学の基礎について、それぞれ学ぶ。 幸福学とは、幸せに関する学問の総称であり、心理学を中心にしながら、幸せなモノづくり、コトづくり、組織づくり、街づくりなどの応用分野も含む。講座では、まず、幸せについての著名な研究について述べる。また、幸せには長続きしない幸せ(地位財を得たことによる幸せ)と長続きする幸せ(非地位財による幸せ)があることを述べる。次に、非地位財による幸せのうち、心的要因についての因子分析を行って求めた「幸せの4つの因子」について述べる。4つの因子とは、やってみよう因子(自己実現と成長の因子)、ありがとう因子(つながりと感謝の因子)、なんとかなる因子(前向きと楽観の因子)、ありのままに因子(独立と自分らしさの因子)である。つまり、夢や目標を持ち、多様な仲間と助け合い、前向きかつ自分らしく生きる人は幸せである。私たちは、それぞれの仕事や活動を通して、全ての人が幸せに生きることのできる世界を構築すべきである。 幸福経営学とは、幸福学を経営に生かすことを目的とした学問である。まず、幸福度の高い社員は生産性や創造性が高く、欠勤率や離職率が低いことが知られている。また、俯瞰的な視点が幸福度につながることも知られている。これらより、社員を幸せにする経営が有効であることがわかる。もちろん、幸せの4つの因子に基づく経営も重要である。このため、これらの条件を満たした幸福経営のあり方や、幸福度診断と従業員満足度やエンゲージメントなどの他の指標との関係について、事例も交えて述べる。 また、いずれの日にも、講義の後に、質疑応答の時間やグループディスカッションの時間を十分に取り、総合的な理解を高めることを目指す。

修了条件

全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

講師紹介
慶應義塾大学 大学院システムデザイン・マネジメント研究科 教授 前野 隆司
1984年東京工業大学卒業、1986年同大学修士課程修了。キヤノン株式会社、カリフォルニア大学バークレー校訪問研究員、ハーバード大学訪問教授等を経て現在慶應義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科教授。慶應義塾大学ウェルビーイングリサーチセンター長兼務。博士(工学)。著書に、『感動のメカニズム』(2019年)、『幸福学×経営学』(2018年)、『幸せのメカニズム』(2014年)、『脳はなぜ「心」を作ったのか』(筑摩書房,2004年)など多数。専門は、システムデザイン・マネジメント学、幸福学、イノベーション教育など。
スケジュール
日 時 内 容
2020年11月14日(土)3限〜4限(13:00〜16:15) 主題:幸福学の基礎(Introduction to Well-Being Study)
説明:地位財と非地位財、幸せの4つの因子(やってみよう、なんとかなる、ありがとう、ありのままに)など、幸せの基礎について学ぶ。
2020年11月28日(土)3限〜4限(13:00〜16:15) 主題:幸福経営学の基礎(Introduction to Well-Being Management)
説明:伊那食品工業をはじめとする幸せな経営を実践する経営の事例を交えて、幸福経営学の基礎について学ぶ。

受講のお申込み
開催回:4回 受講料:15,000円(税込)