アジア政治のいまを語る

2020年09月26日(土)
2限(10:45〜12:15)

開催回: 4回
受講料: 15,000円(税込)
学 期 秋学期前半 講座番号 20118
教 室 調整中
形 式 レクチャー形式
キーワード アジア政治、東南アジア安全保障、アジア民主主義、中国モデル、北朝鮮核問題
残席数 ○  ※〇:26%以上残席あり △:25%以下残席あり ×:満席
備 考 ・1回(90分)、全4回の講座です。

講座概要

2020年代、アジア政治は静かに変動の時代を迎えています。20世紀末、東・東南アジア地域は好調な経済成長に支えられ、経済を軸とした地域秩序が形成されました。そのもとで民主化が進展し、社会変動も起こりました。ところが21世紀にはいり、中国の動向、北朝鮮の核問題など東・東南アジアの地域秩序の抱える不安定要素が顕在化してきています。定着したかにみえた民主主義も後退の様相を呈しています。何がどのように変わったのでしょうか。そこには従来とは異なる政治や外交の論理や政治制度のあり方、市民をめぐる環境変化という現実があります。本講義では4人の講師が、東南アジア安全保障、民主主義、中国モデル、北朝鮮核問題という4つの視点から、アジア政治のいまを語ります。

修了条件

全講座回数の4分の3以上の出席および担当教員による判定

講師紹介
慶應義塾大学 法学部 教授(本講座コーディネーター) 山本 信人
慶應義塾大学法学部教授。米コーネル大学政治学博士。専門は東南アジア政治。ナショナリズム、政治的暴力、社会運動、メディア、越境的課題を軸に研究。主要著作に、Censorship in Colonial Indonesia, 1901-1942 (Brill, 2019)、『東南アジア地域研究入門』(監修・編著、全3巻、慶應義塾大学出版会、2017年)、Public Service Media Across Borders and Boundaries(共編、NORDICOM, 2016)など。
慶應義塾大学 法学部 教授 粕谷 祐子
慶應義塾大学法学部政治学科教授。専門は比較政治学,政治体制論,東南アジア政治。著書に『教養の東南アジア近現代史』(共著, ミネルヴァ書房, 2020年), 『比較政治』(ミネルヴァ書房, 2014年), 翻訳書に『社会科学のためのデータ分析入門(上・下)』 (今井耕介著, 岩波書店,2018年),『民主主義対民主主義』(アレンド・レイプハルト著, 勁草書房, 2014年)など。カリフォルニア大学サンディエゴ校博士号。 2018年から2020年まで世界政治学会副会長, 2019年よりV-Dem東アジアセンター所長 (https://v-dem-eastasia.net/)。
慶應義塾大学 法学部 教授 小嶋 華津子
慶應義塾大学法学部教授。博士(法学)。専門は現代中国政治。中国共産党政権の社会統治とそれをめぐる中央–地方関係を軸に研究。主要業績として、China’s Trade Unions: How Autonomous Are They? A Survey of 1,811 enterprise union chairpersons (Routledge, 2010, co-author);『現代中国の市民社会・利益団体—比較の中の中国』(木鐸社、2014年、共編著)、『中国の公共性と国家権力―その歴史と現在』(慶應義塾大学出版会、2017年、共編著)。
慶應義塾大学 法学部 教授 西野 純也
慶應義塾大学法学部政治学科教授、同大学東アジア研究所現代韓国研究センター長。慶應義塾大学法学部政治学科卒業、同大学院法学研究科政治学専攻修士課程修了、同博士課程単位取得退学。延世大学校大学院政治学科博士課程修了(政治学博士)。ハーバート・エンチン研究所、ジョージ・ワシントン大学シグール・センター、ウッドロー・ウィルソン・センターで客員研究員等を歴任。専門は東アジア国際政治、現代韓国朝鮮政治、日韓関係。共編著に、『韓国における市民意識の動態U』、『転換期の東アジアと北朝鮮問題』、『朝鮮半島の秩序再編』(いずれも慶應義塾大学出版会)など。
スケジュール
日 時 内 容
2020年09月26日(土)2限(10:45〜12:15) 講師:山本 信人(慶應義塾大学法学部教授)
主題:東南アジア安全保障の課題
説明:21世紀にはいり、東南アジアの抱える安全保障・外交上の問題が複雑化しています。本講義では、地域国際政治の動向を域外大国の思惑と絡めて解説します。
2020年10月03日(土)2限(10:45〜12:15) 講師:粕谷 祐子(慶應義塾大学法学部教授)
主題:アジアにおける民主主義の後退
説明:近年,世界的に民主主義が「後退」していると懸念されています。アジアにおける民主主義の状況を国際比較指標をもとに可視化しつつ解説します。
2020年10月10日(土)2限(10:45〜12:15) 講師:小嶋 華津子(慶應義塾大学法学部教授)
主題:中国モデルは成立するか
説明:中国がリベラル・デモクラシーの対抗規範として打ち出そうとしている統治のあり方とはどのようなものでしょうか。本講義では、習近平政権下で打ち出された政策構想を手がかりに、中国と世界の今後を考えます。
2020年10月17日(土)2限(10:45〜12:15) 講師:西野 純也(慶應義塾大学法学部教授)
主題:北朝鮮核問題をめぐる国際政治
説明:北朝鮮核問題をめぐり関係各国が展開する国際政治のダイナミズムを解説します。

受講のお申込み
開催回:4回 受講料:15,000円(税込)